今日は研究室配属発表だったみたい。

研究室って学部4年(B4)、院1年(M1)、院2年(M2)といるんだけど
毎年この時期に3年生の研究室配属が発表になるの。
今まで応用化学科約130人一斉に授業受けていたのが、4年生からは同期約8人、研究室全体で20人くらいの部屋で実験を送る生活になる、その場所の決定。

成績順で定員が埋まっていくから、みんなどきどきして発表みるのよ。
今日掲示板の前で歓声あげているB3みてたら、私が今ここにいることって奇跡みたいなことなんだなぁって思ったり。

3年生のとき、研究室決めで一生が決まる気がして(いま思うとそんなことはないw)
悩んで悩んで半ば精神崩壊してて(笑)
女学館行って高野先生に相談したり、同じ学科の彼氏に泣きながら相談してみたり、
両親に相談したりなんだり2ヶ月くらい大騒ぎして

結局自分が高三の時にオープンキャンパスで訪れた研究室に第一志望出したのよね。
人気三大研究室の一つなのに私は成績が微妙だから出すのはかなり賭けだったんだけど、なんとなく「縁」を感じて志望書を出した。

同期8人の中ではすべりこみの一番下の成績だったけど、念願かなって第一志望通って
本当に嬉しかったなぁ。

それから3年間、この「ゲルと炭酸カルシウム」っていうテーマもらって
なんとなく毎日実験してきてしまったけど、

明るくて頭の良い同期8人にめぐまれたこと
かわいくて憎めない弟子ができたこと
尊敬する温かい面倒見の良い先生方に出会えたこと
そもそもこの研究室に配属されたこと

「全てが奇跡だったんだ」って
研究室配属発表のB3の姿を見て、

もうそろそろ終わりであるM2の今頃気がついて。

最近よくある後悔だけど
もう少し大事に奇跡をかみしめながら過ごしてくればよかったなって。
特に実験面に関して。
結局口頭発表は先生にさせてもらえなくて、悔しかった。

だから、あとできることは修論を立派に書いて、研究室の後輩につなぐことなのかな。
もう実験はあんまりできないだろうから。

そしてなによりも、出会えた同期7人に感謝の気持ちで溢れていて、涙が出そう。
本当にみんな大好き。

「もし他の研究室だったら、もう少し実験が好きだったかもしれない」
絶えず考えていたことだけれど、
この研究室に入れた一番良かったことは「人」に出会えたことだと思う。
人前ではなかなか素が出せずに落ち着いちゃって、暗くなりがちな私を明るくさせてくれたのは同期だから。
他の研究室メンバーだったら果たして人格磨きまでできたのかな。
「もしも」はわからないけど、「いま」に本当に感謝。

いまとなると、高分子、化学が名残惜しくてしょうがない。
さぁ、こんな気持ちで、今日から修論を書き始めるんだ。
私の3年間の集大成、楽しかった研究室生活の、思い出論文。
なんとか200ページ書いて「大作」と言われる仲間入りはしたいけれど、難しいかしら(笑)

http://www.applc.keio.ac.jp/~fujimoto/lab.html

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